上山商店は利根川の川底にあった牡蠣(かき)殻を加工して肥料にする、かき殻屋として銚子に生まれました。
それから
地場産業である漁業の発展に伴い木箱屋に商いを変え、その後いち早く発泡スチロール販売に着手。木箱と両輪で事業を展開し、有限会社上山商店を設立しました。この頃はまだ発展途上だった発泡スチロールを普及すべく近隣各地への供給に尽力しました。これにより鮮魚の全国への大量出荷に貢献し時代の流れに沿う箱屋として成⾧することとなります。
しかし、
発泡スチロール販売の拡大は飽和状態となり価格の低下を招き、いつしか水産は技術の進歩による冷凍産業の時代を迎えました。現在はダンボール箱が主役となって大量自動システム化が進んでいます。また資材は廃棄という新たな問題にも直面し、上山商店の木箱は時代の波にのまれその姿は消えつつあります。時代の変革に対応し上山商店もその方向を変え、現在は主力の発泡スチロールに加え木製パレットの製造販売、太陽光による再生エネルギー事業も行っています。
そして、
時代を意識したさらなる新しい物流の在り方を模索しながらお客様のニーズにお応えすべく、⾧年培った「浜仕事」の経験と信頼を活かし「見えないサービス = つなげること」をニッチサービス事業として展開しSDGs 目標を意識した地方企業として歩んでいきたいと考えています。
発泡スチロール、段ボール卸
木箱、木製パレットの製造販売
木端事業
太陽光再生エネルギー事業